旅先で観光地をまわるのも、買い物をするのも楽しいですが、あるとき“もっとその土地ならではの体験をしたい”と思うようになりました。そこで挑戦したのが旅先での習いごとです。習いごとの探し方は、インターネットや宿の情報ノートまで様々。その国ならではの文化や風習を地元の人に教えてもらうことができ、観光だけではない楽しみを体験してみてはいかがでしょうか? 今回は私が体験した習いごとをいくつかご紹介します。
世界一周の旅をするとき、一番不安だったのは「英語」でした。中学生英語レベルの私が本当にひとりで旅を出来るのか? 不安で胸がいっぱいだった時に、偶然知った「フィリピン留学」。世界3位の英語公用国でもあるフィリピンは、物価も安く、安価で英語留学をするのです。私が留学していた「LIFE CEBU」という学校は、1日6時間の授業、1か月の宿泊費と食費などが全て含まれ10万円程度でした。たった1か月の留学でしたが、はじめて外国人の友達もでき、英語に対する抵抗がなくなりました。
チェンマイを訪れたとき、出会った旅人に教えてもらった「タイ古式マッサージスクール」に興味を持ち、タイ政府公認タイマッサージスクール「ITM」の3日間の体験コース(約14000円)の参加を決意。日本人の先生もおり、体の仕組みからヨガ、タイ古式マッサージの基本を細かく教えてもらうことができました。生徒同士がペアになり、練習をしていくんですが、マッサージが気持ちよすぎて寝そうになるので注意! コースはレベルや日数により選択することができます。
ペルー料理と聞いても、いまいちピンと来なかったのですが、牛肉とフライドポテト、玉ねぎとトマトを醤油ベースで炒めた「ロモサルタード」や、まろやかカレーのような「アヒデガジーナ」など、日本人の口にも合う優しい味わいの虜になってしまいました。そこで、泊まっていた宿の奥さんにお願いをして急きょペルー料理教室を開催してもらうことに。市場での食材選びから教えてもらい、ペルー料理を通して地元の人との交流を楽しむことができました。
コロンビアは街中で音楽が流れれば、みんなサルサを踊り出すほど、踊りが日常に溶け込んでいました。コロンビア人の友人たちに連れられ、食事に行った先で友人たちが軽やかにサルサを踊る姿をみて、“なんてかっこいいんだろう”と憧れを抱くようになりました。その翌日、さっそくサルサ教室の見学へ行き、2週間の教室に通うことに。レッスンは全てスペイン語のため、見よう見まねでしたが案外何とかなるものです。その後訪れたキューバやメキシコでもサルサを踊る機会があり、あのとき教室に通っておいてよかった…と思いました。
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「世界一周ブログランキング」1位を獲得した著者が贈る世界一周旅日記。
出版社で雑誌編集者として働いていた<私>は23歳の春、会社を辞めて世界一周に旅立った。
その土地ならではのおいしいものを食べて、美しい景色を見て、かわいいお土産を買って、アクティビティを楽しんで……。
笑ったり、泣いたりしながら旅した50ヶ国のなかから、とくに想い出に残った国でのエピソードを紹介していく。