世界一周の旅に出よう!と決めたものの、ルート決めや飛行機の予約、バックパックなどの旅アイテムを準備し、予防接種も受けなくてはならない…。出発前は、準備することがたくさんありすぎて頭を抱えていました。とくにしっかりと準備しておきたいのは、“何かあった時”のための保険と旅をするうえで大切なお金のこと。もちろんトラブルがなく安全に旅ができるのが一番ですが、こればかりは何が起こるかわからない。そのため、出発前からしっかりと情報収集をして、トラブルに備えましょう!
クレジットカード付帯の海外旅行保険があるし…と思う方もいるかもしれませんが、 事故に巻き込まれたり、ケガした場合に高額なお金を現地通貨で用意しなければいけません。クレジットカード付帯の海外旅行保険の限度額を超えてしまい問題になっているケースも多いようなので、世界一周に行かれる方は必ず海外旅行保険に入ることをオススメします。私は、長期旅行者にお馴染みの『金子秀人損害生命保険事務所』 (損保ジャパン)から申し込みました。渡航期間が長期の人向けにさまざまなプランがあるので、自分に合うものが見つかるはずです。
世界一周中に何度も乗ることになるであろう飛行機。意外と多いのが、乗り継ぎ時の積み忘れや、間違って他の便へ荷物が積まれてしまうことにより、荷物が手元に戻ってこないロストバゲージのトラブル。「航空機寄託手荷物遅延特」に入っておくと、渡航先で必要なものを購入する費用を補償してくれるので、安心です。また、チリで熱を出してしまった際、保険会社に連絡し、病院に行くことを伝えたのですが、チリはスペイン語圏。病気の症状をスペイン語で説明できずに困っていると、すぐに通訳の方を手配してくれ、タクシーで病院へ。治療費も薬代も、タクシー代もすべて保険でまかなわれ、本当に保険に入っておいてよかったと痛感した瞬間でした。
短期の旅行なら日本から換金していけば問題ありませんが、世界一周となると何カ国も訪れるため、その都度、現地通貨への換金が必要になります。そんな時に便利なのは国際キャッシュカード。「PLUSマーク」表示のあるATMから現地通貨を引き出せすことができます。私は、楽天銀行と新生銀行の国際キャッシュカードの2枚を持って行きました。暗証番号を間違えATMからカードが出てこなくなってしまったり、磁気不良などさまざまなトラブルが考えられるため、複数枚あると安心。また、アメリカドルはどこの国でも両替しやすいので、常に200ドルほど持ち歩いていました。
街中にもATMがたくさんありますが、私は必ず銀行店舗内にあるATMを使用するようにしていました。理由はATMトラブルの際すぐに対応してくれるからです。また路上のATMはお金をおろす様子が丸見えのため強盗のターゲットになりやすいですよね。スキミング装置を用いて不正に読み取って偽造カードを作成する犯罪も多発しておりカード差し込み口やキーボードに異変がないか確認して使用することをオススメします。 困った時やこれからの旅で迷った時、海外に多くの店舗があるH.I.S.は頼もしい存在。日本語のガイドブックが置かれていたり、現地スタッフの方からの情報はとても参考になりました。旅先で困った際は、ぜひH.I.S.の店舗に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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「世界一周ブログランキング」1位を獲得した著者が贈る世界一周旅日記。
出版社で雑誌編集者として働いていた<私>は23歳の春、会社を辞めて世界一周に旅立った。
その土地ならではのおいしいものを食べて、美しい景色を見て、かわいいお土産を買って、アクティビティを楽しんで……。
笑ったり、泣いたりしながら旅した50ヶ国のなかから、とくに想い出に残った国でのエピソードを紹介していく。