世界一周旅行はどういったところが魅力なのか 株式会社TABIPPOのおふたりに聞きました。
世界一周旅行はどういったところが魅力なのか 株式会社TABIPPOのおふたりに聞きました。
今は充分知られるようになった「民泊」はリスク回避のための対策が必要であると篠原氏は語る。(写真はイメージ)
平野-最近は 宿泊でAirbnb(※2)等を利用する人が増えてますよね。
(※2 Airbnb エアビーアンドビー:宿泊施設を提供、またその施設を利用したい人向けのウェブサイト。)気をつけるべき事は何でしょうか?>
篠原当時はTwitterがはやっていたので、「到着した」とつぶやくとその地に住んでいる人から沢山連絡が来ました。Airbnbのことをよく知らなかったので、Twitterでつぶやくか、「カウチサーフィン」というAirbnbに類似したサービスを使っていました。トラブルに遭うリスクを避けるためにカウチサーフィンはの利用地域を限定しておりました。
平野-それを使って泊まる場合、荷物や貴重品の管理にずっと注意を払わないといけないのではないですか?
篠原たまたま運が良かったのかもしれないですが、それほど気を付けなくても平気でした。
清水カウチサーフィンは、クチコミを見ることができます。信頼が置ける所かどうかすぐに分かるのです。
篠原何度も泊まらせたことのある人や、少しでも日本語を話せるといった人を優先的に選んで連絡したりして、リスク回避してました。
旅行中の貴重品の保管方法はどの旅人も熟慮すべきところ。
平野-ありがとうございます。質問は変わりましてお金の事を伺います。実はお金に関する質問はとても多いのです。現金はどれくらい持って出発したか、クレジットカードはどれくらい使ったか、どのように管理していたか、また両替の事など、伺いたい事が色々あります。
清水僕は、現金と、クレジットカード、国際キャッシュカードと、今はなきトラベラーズチェックでした。現金はあまり多くは持っていきませんが、ある程度は持っていたほうがいいでしょうね。一番使ったのは国際キャッシュカードです。訪問国によりますが問題なく引き出せるので、両替よりよりも頻度は高かったです。持つ時には1カ所にまとめず、できるだけ分散させました。リスク回避です。本当に危険を感じたときには靴下にしまってました。
平野-現金は幾らくらい持っていたのですか?
篠原道中ビザ申請する時の支払いは米ドルが多いので、そのために米ドルを結構多めに持っていく人が多いです。
清水僕も、日本円とドルと分けて持って行き、最初に持っていったのは3カ月分で5万円でした。でも米ドルは国際キャッシュカードで引き出せるため今はあまり現金では持っていきません。
平野-5万円を持っていって、インドで初日に4万円が消えてしまったのですね!?
清水はい。当時は5、6時間もタクシーに乗っていたら4万円くらいかかっても不思議はないと思いましたが、今思い返すと、インドではものすごい大金でした。
篠原僕も清水とほぼ同じです。クレジットカードを2枚と国際キャッシュカード、現金は手元に200ドルくらい、それを分散して持っていました。
清水当時、デビットカードはありましたっけ?
篠原なかったのではないでしょうか。
清水存在はしていたもののまだ周知されていなかったのかもしれません。
篠原当時は、シティバンクなどで国際キャッシュカードを作る人が多かったのですが、僕は今デビットカードをよく使います。今はデビットカード利用者の方が多いかもしれません。
綱島私もデビットカードを使っています。現金は10万円持って行きました。
篠原やはり、桁が違いますね
綱島ATMで引き出せるという手段を知らなかったので、国際キャッシュカードは持っていません。でも結局現金はあまり使うことはなく、ほとんどデビットカードを使っていたので帰国時点で8万円が残っていました。日本円はあまり使いませんでした。
篠原行き先が島や僻地の場合、ATMのなさそうな所でも両替所は大体どこにでもあります。取りあえず両替をしておいたということはありました。
株式会社TABIPPO 代表取締役
創設から今までTABIPPOの代表を務める。東京学芸大学にてサッカー漬けの日々を送るが、人生に悩み、世界一周の旅へ。 旅で出会った仲間とTABIPPOを立ち上げる。 卒業後はWEB広告代理店の株式会社オプトへ入社、1年目からソーシャルメディア関連事業の立ち上げに参画。最年少マネージャーの経験などを経て2013年11月に退職、 TABIPPOにて法人登記を果たす。趣味は自分探し、夢は「やりたいことを、やりたいだけ、やりたい場所で、やりたい時に、やりたい仲間と、やり続けること」
株式会社TABIPPO マーケティング事業部
21カ国210日間の世界一周中にprayforjapan元気玉プロジェクトを立ち上げ、話題になる。 帰国前に偶然TABIPPO代表の清水に出会ったことがきっかけとなり、帰国後TABIPPOのメンバーに。 TABIPPO2013〜ガイドブックの向こう側〜ではイベント代表として70人以上の学生をまとめあげ、成功に導く。 2013年11月以降、ITベンチャー企業リッチメディアに就職。2015年1月現在はTABIPPOに復帰し創業メンバーとして従事。