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世界一周旅行について 世界一周旅行について

世界一周旅行の魅力

世界一周旅行はどういったところが魅力なのか 株式会社TABIPPOのおふたりに聞きました。

篠原様

清水 直哉氏

株式会社TABIPPO 代表取締役

清水様

篠原 輝一氏

株式会社TABIPPO マーケティング事業部
2回目

2回目 印象に残った場所

平野-お客様に「お勧めの場所」をよく尋ねられるのですが、良かった場所や、逆に期待したほどでもなかった場所は場所を教えてください。

 

篠原僕は良かった所も、そうでもなかった所も南米です。後者から言うと、特にウユニ塩湖です。出発前は全く知らなかったのですが、アメリカで出会った人にウユニを勧められ、その後調べたところ、印象に残る写真がたくさん出てきました。

 

平野-多くのバックパッカーが行きますよね?ウユニ塩湖は。

篠原そうですね。でもいざ行ってみたら雨期ではなく、鏡張りどころ行ってみたらただの塩という印象した。水不足だったそうです。期待値が高まっていた故に、がっかりしました。しかも色々と不便な思いをしたということも、それに追い打ちをかけました。

 

平野-色々重なると印象が悪くなりますよね。良かった所も南米だと・・・・

 

篠原反対に良かった場所はちょっとしたエピソードがあります。たまたまバスでアルゼンチンからボリビアに抜ける途中に土砂崩れが起こっていました。先に進むこともできず、やむを得ず立ち寄ることになった小さな村がありました。夜中に到着したのですが翌朝目覚めて村の景色を見てみると、7色の鉱石が地層に広がり朝日に照らされて輝く素晴らしい絶景があったのです。そこはアルゼンチンのウマワカ渓谷という世界遺産でした。それはもう感動しました。

ウマアカ渓谷

篠原氏が最も印象に残っているウマワカ渓谷。「偶然」が「感動」を生んだ絶景。

ブラジル

ワールドカップ観戦で行ったブラジル。イメージと実体験の乖離が大きかったから、よりブラジルが好きになったと振り返る。

平野-あまり日本人が行かない所ですよね。

 

篠原そうですね。日本人は誰もいませんでした。

 

平野-「偶然」から生まれた感動は何とも言えない幸せな気持ちになるものです。清水さんは、どこでしたか?

 

清水一番好きな国はどこかと聞かれたら、ワールドカップのときに行ったブラジルです。

 

平野-危険なイメージが強いのですが・・・

清水確かにメディアでは危険だと伝えられていたので恐怖を感じていましたがとんでもなかったです。行ってみるととても楽しかったです。恐怖と楽しさのギャップが功を奏しました。「お薦めの国」を尋ねられたら、僕のお勧めは「男性だったらインド、女性だったらトルコ」です。

 

平野-ああ、確かにお薦めのツボをよく押さえた国ですね。

 

清水僕は30カ国ほどしか行ったことがないとはいえ、期待値のハードルがすごく低いがために悪い印象の国があまりありません。そして僕はご飯を食べることが旅の一番の楽しみなので、割とどこの国へ行っても楽しめるのかもしれません(笑)。

トルコ

清水氏が女性に勧めるトルコはエキゾチックな雑貨をはじめ、美食や世界遺産など旅人の心を掴んで離さない。

平野-悪い印象の国はなかったとしても、篠原さんの土砂崩れのようにトラブルやアクシデントに遭ったことはありませんか?

 

篠原インドでは?

 

清水(苦笑) 実は世界一周の初日に、インドで詐欺に遭いました。色々と話を聞いていくといくうちに、最終的には周囲のインド人20人全員が嘘をついているという状況になりました。警察も、旅行会社の人も、タクシーの運転手も、皆が僕に嘘をつくのです。20人が嘘をつくと、真実になるという感覚すらありました。

 

平野-僕もインドで騙されました。インド旅行の洗礼なんでしょうか・・・。

 

清水僕が突き付けられた嘘の一つに、「おまえには、野宿をしてこのデリーで死ぬか、それとも4万円を払ってこのバスに乗りアグラに行くかの選択肢しかない」というものがありました。死にたくなかったので4万円を支払い、翌日アグラに移動したのですが後で『地球の歩き方』を読むと、詐欺の手口例の一つとしてこの方法が挙げられておりそこで初めて気付きました。

 

平野-僕はインド政府公認の旅行会社と全く同じ名称の旅行会社に連れていかれました。タクシーの運転手等も全員共謀していたのです。後で調べたところ、これも詐欺の一例としてガイドブックに載ってました。

 

清水手の込んだ嘘をつきますよね(苦笑)。他にも日常的な行事を「お祭り」と言われたり、駅が工事中と言われたり、宿探しの際はどこの宿でも満室と言われたりしたためインド人全員が嘘をつくように感じ、初日から日本に帰りたくなりました。

 

平野インドでの騙される話は尽きませんね・・・。

トラブルやアクシデントに遭ったエピソードを語る

清水インド以外では、ボリビアでおなかを壊して倒れたり、モロッコではATMにカードが吸い込れてしまって2日間ほど無一文で過ごしたり、と事はありましたが、それほど危ない体験というものはしていません。

 

篠原あまりなかったです。僕の場合は何も決めてなかったので、行きたい所は旅に出てから決まってきたという感じです。

 

篠原綱島さんは何かありますか?

 

綱島クレジットカードをエレベーターの中で盗まれました。後ろのポケットに入れていたのを抜かれました。

 

篠原ポケットに入れたところを見ていたのではないでしょうか?

 

平野-狙っていたのでしょうね。

綱島幸いなことにクレジットカードは3枚持っていたので、1枚失っただけで済みました。

 

清水そうですね。停止すればよいのですから。

 

平野-そういえば彼は、荷物が出てこなかったという経験もしています。

 

綱島そうなんです。トルコで2時間待っても出てこないのでロストアンドファウンドへ行き、騒ぎ立てました。

 

篠原それは戻ってきたのですか?

 

綱島ホテルに送られてきました。

 

篠原よかったですね。

 

清水別の便に乗っていたということですか?

 

綱島そうです。パリでテロが起こってから警備が強化され、あなたの荷物は間に合いませんでしたと言われました。1日荷物が手元にありませんでしたが、戻ってきて良かったです。

 

平野-その話にはさらにエピソードがあり、新しいスーツケースを写真を撮っていたのです。その写真をロストアンドファウンドに見せたので、割とすぐに見つかったのです。

 

清水写真があるといいのですね。僕はロストバゲージを体験したことはないのですが、話はよく聞くので、預けなくなってしまいました。なくなると大変ですよね。

 

綱島大変です。

 

清水スタッフの一人は、世界一周の初日にロストバゲージをして戻ってこず、結局サブバッグのリュックサック一つで世界一周をしたそうです。バックパックに入れるのは着替えなどが多いのでなくても行こうと思えば行けるのです。

 

平野現地調達できますしね。

 

篠原意外にサブバッグのほうが大事ですよね。

 

平野-篠原さんは、何かそういうアクシデントには遭いませんでしたか?入院したと聞きましたが・・・

篠原アメリカ大陸からヨーロッパへ行ったのですが、ドイツ到着初日に、朝起きたらひどい腹痛に襲われました。病院に運ばれて手術をしてから、1週間入院していました。

 

清水病名は何だったんでしょうか?

 

篠原盲腸でした。原因は疲れやストレスらしいのですが、よく分かりません。
トラブルとしてはアメリカで誘拐未遂に遭いました。深夜サンディエゴで夜行バスを待っていた時、僕の横に車を付けてきて、黒人男性が「空港に行くのだったら、乗せていきますよ」と声を掛けてきました。僕はバスで行く旨を伝えると「OK」と言って通り過ぎていきました。しかし、また戻ってきたときに、車の中から3人の男が出てきて強引に僕を引っ張り危うく車に乗せられそうになりました。しかもバックパックを持っていたので、あまり身動きが思い通りにできず、命の危険すら感じたときにホームレスの男性が現れて、助けてくれたのです。それは大きな恐怖でした。

 

綱島私もサンディエゴは行ったことがありますが、それほど怖いという印象はありませんでした。

 

篠原夜が危ないのですよ。

 

清水僕はジャマイカへ行ったときは、とても治安が悪そうだと感じました。昼間、外を歩くだけでも怖かったです。殺気を感じましたね。

 
実際にあったアクシデントのエピソードを語る
最後に、治安についてのアドバイス

平野-お二人は、治安についてどのようなアドバイスをされていますか?

 

清水日本は治安が良くて清潔で平和だということを知っておくとこが大事だと思います。日本の常識が海外では通用しないので、その国の文化や風習を受け入れながら旅をしないと、ひどい目に遭います。夜一人で出歩いたり、荷物を置きっぱなしにしたりしないように、十分に気を付けることが大事です。先入観で治安を決めつけないことです。

 

平野-基本的で当たり前なことのように思えますけど、つい油断してしまうのですよね。

 

清水本当にそのとおりです。テロに巻き込まれる等、自分ではどうにもならない事もありますが、それ以外のことは基本的には自己防衛です。痛い目に遭った人というのは、話を聞くとタブーを犯しているので絶対に気をつけなければいけません。

STAFF PROFILE

篠原様

清水 直哉氏

株式会社TABIPPO 代表取締役

創設から今までTABIPPOの代表を務める。東京学芸大学にてサッカー漬けの日々を送るが、人生に悩み、世界一周の旅へ。 旅で出会った仲間とTABIPPOを立ち上げる。 卒業後はWEB広告代理店の株式会社オプトへ入社、1年目からソーシャルメディア関連事業の立ち上げに参画。最年少マネージャーの経験などを経て2013年11月に退職、 TABIPPOにて法人登記を果たす。趣味は自分探し、夢は「やりたいことを、やりたいだけ、やりたい場所で、やりたい時に、やりたい仲間と、やり続けること」

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清水様

篠原 輝一氏

株式会社TABIPPO マーケティング事業部

21カ国210日間の世界一周中にprayforjapan元気玉プロジェクトを立ち上げ、話題になる。 帰国前に偶然TABIPPO代表の清水に出会ったことがきっかけとなり、帰国後TABIPPOのメンバーに。 TABIPPO2013〜ガイドブックの向こう側〜ではイベント代表として70人以上の学生をまとめあげ、成功に導く。 2013年11月以降、ITベンチャー企業リッチメディアに就職。2015年1月現在はTABIPPOに復帰し創業メンバーとして従事。

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