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2017/09/28

タパスを目の前に「ダイエットは帰国後」 ポテトフライ(左上)、イカリング(右上)、辛口ソーセージ・チョリソ(手前)

突然ですが、スペイン料理は好きですか?

 

私はだーい好きです♥

スペインに行く度に新しい食べ物を探すのですが、どれを食べてもハズさない美味しさでした。

「自分の味覚はとても保守的。海外でも絶対和食!」と頑なに主張する友人も、あっという間にスペイン料理の虜になってしまいました。

 

日本人にもファンが多いと言われているスペイン料理。

トマトやニンニクの効いたあの香りも魅力ですが、素材は和食でも使うものが多く、

「ここに白いご飯があったら何杯でもいけるよね!」

という味付けの料理が多い印象があります。

 

今日は「海外の食べ物はちょっと苦手・・・」という方でも美味しく召し上がれそうな、和食に近いスペイン料理をご紹介します。

Paella (パエリア)

いきなり王道。でも絶対食べたい「豪華な炊き込みご飯」です。
実は米所・バレンシアの郷土料理です。
イカスミのものや、ウサギの肉やカタツムリが入っているのもあるんですよ。
また「お焦げ」の美味しさに国籍は関係ありません。
米の替わりにそうめんくらい細いパスタを炊いた「フィデウア」も美味しいです。

最近はこれにアリオリというニンニクマヨネーズみたいなものも併せてサーブされます。
スペインにもマヨラー健在らしいですね。

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Tortillas (トルティージャ)

これも定番。スパニッシュオムレツ。
ジャガイモと卵。朝ごはんのアイドル達がタッグを組んだらこんな美味しい料理になりました。
これだけで食べても充分美味しいですし、ケチャップやソースがかかっていることも。
以前マドリッドで食べた時はなんと明太マヨネーズが!
やっぱり国境を越えても「美味しいものを楽しむ」感覚は同じなんですね。

Albóndigas (アルボンディガス)

スペインのトマト煮込み肉団子です。どれも押し並べてゴルフボールくらいの大きさはあるようでした。
お弁当のおかずにぴったり!
これはごはんが勢いよく進むことでしょう。
フライパンで転がしながら丸く形成される様が、職人技を感じます。

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Marmitako (マルミタコ)

カツオやマグロと野菜をトマトで煮込んだ料理です。
マグロはアジア諸国やクロアチアでも食べられてはいるようですがカツオも!
「カツオはたたきに限る!」なんて豪語する私もおかわりする美味しさでした。
日本のカツオよりも身が締まっているように思います。
これもご飯がとまらなくなります。

Pulpo a la gallega (プルポ・ア・ラ・ガジェーダ)

最近日本のバルでも見かける「タコのガリシア風」です。
湯がいたタコととジャガイモを並べて、塩、パプリカパウダー、オリーブオイルをかけます。
最近はタコは色々な国で食されるようですが、少し前までは一部の国でしか 食べられませんでしたよね。
その一部に日本もスペインも入っています。
スペインの方々も日本のたこ焼きの美味しさを分かってくれるのではないでしょう?

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海に近い街では、是非新鮮な魚介類を食べてみましょう。
太刀魚やあんこう(らしきもの)まで見かけました。
マドリッドがお肉の色々な部位を楽しめるならば バルセロナは「おさかな天国」です。

Bacalao al pil pil (バカラオ アル ピルピル)

塩だらのオリーブオイル煮。アヒージョみたいなものです。
乾燥した塩だらはよく食べられますが、この身の歯ごたえや塩加減、
怖いくらいにご飯が進みます。
この料理作るのはとっても難しいようで、私も何度やってもうまくいきません。
オリーブオイルを乳化させなくていはいけないとか。

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Calçots (カルソッツ)

これが一番オススメ! 焼きネギです。
ネギを真っ黒に焼き外側の皮を剥くと、とろーんとした白いネギに、 トマトとナッツの入ったソースをつけて頂きます。
とにかくネギが甘くて、ソースも香ばしくて
「美味しすぎるよ!これ!」
フォークなどを使わず、上を向いて食べる姿勢も、自分の気持ちが上向きになるようで好きです。
これで風邪も予防できますよね。
日本もスペインもこれからネギがおいしくなる季節です。
カタルーニャ地方の伝統食ですので、他の地域ではあまりお目にかかれないそうです (>_<)
これからバルセロナに行かれる方、是非召し上がってみて下さいね。


お目通し頂き、ありがとうございました。