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2020/10/19

世界一周旅行のアレコレ③ パスポート編 ~其の2~

台風で中止になった登山デビューが10月31日に決まり、
再び身体作り真っ最中のHIS世界一周旅行デスク 杉澤です。

世界一周旅行のアレコレ
3回目の投稿は、前回に引き続き【パスポート】をテーマに書きますね。
(※前回の記事はコチラから)

今回は、パスポートの取得方法や費用、海外でのパスポートを紛失した場合の対処方法についてご紹介します。
テーマがテーマだけに長文になりますが、最後までお付き合いくださいね。

まず、パスポートの取得方法やその費用などについてご紹介。

【取得方法と費用】
パスポートは、各都道府県の旅券(パスポート)センターで申請して取得します。
詳細は各都道府県の最寄りの申請窓口に問い合わせしましょう。

【申請に必要なもの】
・一般旅券発給申請書 1通(パスポート申請窓口で入手できます。)
・戸籍謄本(または抄本) 1通
・住民票の写し 1通
・パスポート用の写真 1葉(縦45ミリメートル×横35ミリメートル)
・身分証明書(運転免許証などの顔写真付き)

【取得に要する時間】
申請からパスポートの受け取りまでは、おおよそ1週間必要です。
各都道府県や申請窓口によって日数は変わるので、申請先の必要日数をよく確認しておきましょう。
申請受理後、申請書類等に不備があり確認を要する場合は、受取までに更に日数がかかる場合がありますので、
日程に余裕をもって申請するのがおすすめです。

【費用】
・ 5年用:11,000円(紺色、28ページ)
・10年用:16,000円(赤色、44ページ)
5年間用と10年間用で費用が異なります。


次に、トラブルにつながりかねない注意点をいくつかご紹介します。

①パスポートの残存期間に気を付けて!!
特に世界一周のような長期旅行には注意が必要となりますが、
多くの国はパスポートの有効期限に十分な期間(残存期間)がないと入れません。
国よって必要な残存期間が違いますが、多くの国は6カ月以上を要します。
世界一周へ出発する前には、有効期限に余裕があると思っていても、旅終盤には残存期間が6ヶ月を切ってしまうなんて事もあり得るので、自分の旅行期間と照らし合わせて確認しておきましょう。

②名前のスペルに注意!!
新規発行時には名前のスペル(アルファベット表記)に注意しましょう。
人によっては名前のスペルが数パターン書ける場合があります。
例えば “伊藤” という苗字の場合、「ITO」か、「ITOU」、「ITOH」と書くことができます。
どれでも構わないのですが、航空券購入時にパスポートの表記と一文字でも違って購入していると、チェックインさせてもらえません。
一度作ったらスペル間違いは要注意です。自分の名前のスペルが2通りある場合は新規発行時によく検討しておきましょう。

③結婚や離婚で姓名が変わったら!?
既にパスポートを持っている場合で、結婚や離婚などで姓名が変わる場合には、パスポートの記載事項を変更しなければいけません。
この場合は「切替申請」と「記載事項変更申請」の2通りの方法があります。

『切替申請』
切替申請は、有効中のパスポートを失効させて新規作成することです。
更新ではないので、新規発行時と同様の手順を踏んで再発行します。費用も通常と同じです。

『記載事項変更申請』
記載事項変更申請は、変更のある姓名の記載だけを変えてそのまま継続して利用することです。
費用は6,000円です。

残存期間が十分にあればこの方法でも良いと思いますが、あまり残っていないのあれば切替申請をお勧めします。
申請に必要なは、「新規発行時と同じもの」と「有効中のパスポート」です。

④パスポートは増補できる!?
5年用・10年用共にスタンプの押せるページ数は決まっています。
世界一周のように一度に何ヵ国も訪れる場合、査証欄が足りなくなる恐れがありますが、
「増補」と言ってパスポート1冊につき1回だけ、査証欄のページを追加できるのです。
費用は2,500円(40ページ追加)になります。
日本ではもちろん、海外にある日本大使館や領事館でも申請が可能です。

⑤旅先でパスポートを無くしたら??
紛失や盗難により、世界一周中にパスポートを失くした場合は、下記のSTEPで進めてください。
ちょっと煩雑ですが、無事に旅を続けるため、無事に日本にご帰国されるためにもご参照ください。

■STEP1
現地の警察署へ行きパスポートを紛失した証明書(ポリスレポート)を作成してもらう。
大使館へ行く前に、まずは最寄の警察署へ行き証明書を発行してもらいましょう。

■STEP2
現地の日本大使館へ行き紛失届けを出します。
紛失届を出すためには書類が必要になります。
 ・証明書(ポリスレポート)
 ・証明写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル)
 ・免許証や保険証など本人確認、国籍確認できる書類

本人確認書類としてベストなのは、パスポートのコピーです。事前に用意しておきましょう。
コピーを忘れても、パスポート番号等が分かれば手続きがスムーズに進む可能性がございますので、番号は控えておきましょう。

■STEP3
日本大使館で「新規パスポート」or「帰国のための渡航書」を発行してもらいます。
世界一周など長期旅行者で旅を続けるようであれば、「新規パスポート」を、
短期旅行者や帰国を急ぐ方、帰国日が間近に迫っている方は「渡航書」を申請しましょう。

「帰国のための渡航書」は、日本に帰国するためのパスポートに代わる渡航文書です。
有効期間が約1週間から10日間程度の一時的なものなので、日本に帰って落ち着いたら改めてパスポートを発行する必要があります。


更に紛失届を出す際に必要な書類とは別に、新規パスポート・渡航書ともに必要な書類がございます。。。
いや~大変 (^▽^;)

『新規パスポートの場合』
 ・一般旅券発給申請書(大使館で入手できます。)
 ・証明写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル)
 ・戸籍謄本か戸籍抄本

新規パスポートを現地で再発行する上で最大の関門は、「戸籍謄本か戸籍抄本を調達すること」です。
旅先で持ち合わせている方は、まぁいらっしゃらないと思います。
日本にいるご家族や友人に頼み役所で書類を用意してもらい、滞在している国までFAXで送ってもらいましょう。

『帰国のための渡航書の場合』
 ・渡航書発給申請書(大使館で入手できます。)
 ・渡航書申請用の証明写真(パスポートと同じもの)
 ・搭乗者、搭乗日、便名が確認できる航空券
 ・手数料(各国大使館によって異なる)
 ・戸籍謄本または戸籍抄本などの本人確認書類(※運転免許証などで代用可)

帰国のための渡航書は、申請の当日又は翌日以降(または帰国便出発日の前日もしくは前々日)に交付され、日本に帰国後その効力を失います。失効した渡航書は、新たにパスポートの発給申請をする際、日本のパスポートセンターに返却する必要がありますあるので、破棄しないようにしましょう。

さて、次回はビザ(査証)について書いていこうと思います。
お楽しみに♪

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