明日、登山デビューをするはずが、台風の影響で中止になり、
ややテンションが下がり気味になっているHIS世界一周旅行デスクの杉澤です。

さて、前回に引き続いて今回も世界一周旅行のアレコレについて記してまいります。

今回から【パスポート】をテーマにして数回に分けて書こうと思います。


世界一周はもちろん、海外旅行に行くにはパスポートが必要です。
これがなければ世界一周は始まりません。

航空券やお金ももちろん大事ですが、お金があれば航空券は買えますし、
人によっては旅中にお金を稼ぐ強者もいらっしゃいます。
しかし！パスポートに代えはありません！！

そんな命の次に大事と言えるパスポートについて、発行の手順から旅中のトラブルに応じた話まで掘り探って紹介していきます。


『日本のパスポートは世界最強』

なんていうフレーズを耳にしたことありませんか？

なぜ世界最強かというと、日本のパスポートは 191カ国・地域にビザ（査証）なしで入国できるからなのです。

ビザ（査証）については別の回で触れますが、「ビザ＝入国を認める」ことなので、
ビザなしで入国できるということは、入国のハードルを下げてくれているということなんです。

日本のパスポートは、世界で最も信頼度が高いと評価されているのです。
すごくないですか！？

では、最強のパスポートを活用して日本人がどれほど世界を旅しているかといえば…。
有効旅券数は約3000万冊で、パスポートを持っている国民はおよそ4人に1人。
最強であるものの、あまり有効には活用されていないようです。。

う～ん。もったいない！


【パスポートとは？】
パスポートとは、政府またはそれに相当する公的機関が発行を行い、国外に渡航する人の国籍や身分を証明するものです。
いわゆる全世界共通の身分証明書ですね。
パスポートには国籍、氏名、生年月日、性別、旅券番号、発行年月日、有効期限、発行機関などが記されており、パスポートに印刷される証明写真は、所有者の身元を明らかにする重要な役割になります。


【パスポートが必要な時は？】
そのパスポートが必要になる時は、以下のような時です。
（あくまで一例で、項目によっては国や地域により異なります。）

・国内外の出入国時（EU圏内の移動は必要なし）
・宿泊施設にチェックインする時
・バスや列車のチケットを買う時
・クレジットカードを使う時（IDカードの代わり）
・国によってはアルコールを買う時、ナイトクラブに入る時
・レンタカーを借りる時
・街中で警察に提示を求められた時
・海外で両替をする時

クレジットカードで支払う時の身分証明としてや、アルコール購入時、または街中を歩いている時に警察に身分証明として提示を求められる時もあります。

思っている以上にパスポートを提示する機会があるのです。
出入国時以外はパスポートのコピーで済む場合があるので、常に携帯する必要はありませんが、
コピーまたはパスポート本体はどこに居てもすぐに出せる状態にしておくと良いでしょう。


次回は、パスポートの取得方法や費用、パスポート紛失トラブルについて触れたいと思います。
お楽しみに♪♪